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クッカー部分に断熱材の役目をすると思われるネオプレーンが巻かれており、さらに下部にはヒートシンクのようなフィンが取り付けられて、集熱効果(バーナーの熱を逃がさない効果)を高めています。このネオプレーンのおかげで、沸騰した状態のクッカーを素手で掴むことも可能です。さらに手で持ち上げたまま沸かすこともできるので、移動中の車内で使うことすらできるでしょう。 また、熱伝導率が高いハードアノダイズド素材のクッカーで、底面の一点に熱が集中して部分的に焦げ付いてしまうことが無いようになっています。 採用されているバーナーヘッドはおそらくPRIMUSのP-112のOEM供給だと思われます。P-112自身の仕様は1,800kcalで、最近のストーブとしては非力な部類に入ります。しかしJetBoilはこの非力な火力で3,000kcalオーバーの強力なストーブ以上の性能を実現しているところが凄いのです。少ない火力で早く沸くということは、ガス消費量も少なくて済むということにつながります。その結果として荷物を減らすこともできるかもしれません。110缶とバーナー本体はすっぽり中に入ります。 500ccの水を90秒で沸かすことができるとスペックでは謳われていますが、これはちょっと誇大広告でしょう。実際に試したところ、元の水温が18℃くらいから沸き立つまでにだいたい2分10-20秒程度かかります。それでも充分早くて、今までヤカンを火にかけてからコーヒーの準備をしていたのが、準備をしてから湯を沸かすように順序を逆転しなければならないほどのインパクトです。ガスの種類と火力は密接な関係があり、カセット・コンロ用ガスを詰め替えたもので試したら、500ccを沸かすのに4分以上かかってしまいました。 しかし現状のJetBoilにも弱点はいくつかあります。
注:JetBoilは日本のガス検を受けていません。個人輸入して使う際は自分の責任になります。(2005年よりモンベルの子会社のベルカディアが輸入販売するようになりました) |
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| JetBoilはコッヘル一体型が基本なので、冷めたコーヒーをシェラカップやロッキーカップごと暖めたり、あるいは底の浅いナベをかけたりできるようにはなっていません。つまり五徳が無いのです。 |
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| 無いなら作ってしまえと真鍮棒をペンチで曲げて作ってみたのが上の写真。2個で157円也。安定感なら右の2種類、作りやすさなら@のタイプ、真ん中のAは収納性がちょっと良くない。曲げ角度が難しいけど安定感と収納性を兼ね備えているのは右のBです。 これがあれば、JetBoilとロッキーカップだけでもかなりメニューの幅が広がるでしょうね。 |
下図はBの大まかな概念図なので参考にしてください。![]() |
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誰しもJetBoilの五徳が無いことを気にしていたようで、2005年になってJetBoil
社から純正品がリリースされました。どんなものか気になって入手してみましたが、使い勝手的にはなんだかなあ・・・。 1パイントのロッキーカップより大きな物なら問題無く置けますが、1/2パイントのロッキーやシェラカップだと微妙。注意しないと傾きます。 取り扱い説明書によると、直径 23cm 以上の鍋やフライパンはダメ、3リットル(3kg)以上もダメとのこと。大鍋は使えないということだけど、2-3人までなら充分でしょう。 問題は収納性。元々JetBoilは準備から湯沸しまでの時間が圧倒的に速い事が利点でした。バーナーヘッドをガス缶に装着したままポットに仕舞っておけるので、取り出したらポットを装着するだけの迅速さ。 ところが純正五徳をポットに同梱するためには、バーナーヘッドを外し、ガス缶とバーナーヘッドの間に挟んで入れる必要があります。まあ些細な事なんだけど、ひと手間増えてしまったのが残念。 |
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